測量機材で高額な査定が期待できるモデルとは?
皆さんがお使いになられている測量機器には使い方それぞれにあわせた専用の種類があることは説明するまでもないことですが、これらを売ろうとしたときに一際、買い取り価格が高値になりやすい物、対して買った時はものすごく高かったのに売り値を期待したら全然値段が付かないというものが確かにあります。
それらの違いは何なのか?
高額買取が期待出来る物、できない物をご紹介したいと思います。
トータルステーション
買取で最も値段の張りやすいのがトータルステーションです。
いままで買取業界では下取りに出しても期待に、製造から8年以上経った物やラインナップから外れたいわゆる型落ちのものは一気に価値を落としがちですが
最近は中古業界全体でネットのフリマアプリやサイトがより身近になったことでリユース意識が高まりました。
それは測量機器においても例外ではなく、今まで価値のない物とみなされていたものが評価されるようになりました。
トータルステーションはノンプリモデルは基本全て中古需要があり、通常のモデルでもいままで廃棄されていた2000年代以降のものも買取が可能なケースが多くなってきました。
そもそも定価の高い自動追尾式はそれに
当店では現場での使用中に誤って倒してしまい、精度が狂ってしまったものや調子がおかしい物でも現状そのままで買取が可能です。
レベル
これに関してはやはり使用目的のモデルによって買取需要が大きく変わってきます。
一番の定番品をいえばオートレベルです。代表的な機種はソキアのB21、ペンタックスのAL-241です。
デジタル式は特にリセール性の高いものとなっています。
古典的なチルチングレベルや測量用のレベルとは外れるレーザー式については一部の海外製を除いて売り値が付きづらい状況となっています。
三脚
上記の機器にほぼ必ずといっていいほどセットとして使われる三脚。
これも買うときは結構いい値段がしますが、中古売買という観点で見れば再販はしづらいもので買取価格もあまり期待できないのがあまり売れる機材ではないのが正直なところです。
GPS
GNSS受信機についても基本的にどのようなメーカー・モデルでも売れます。ただし新品の定価を考えると著しい値崩れが見られるものもあります。
トプコンではGRシリーズ、ソキアではGRX1などは比較的売れやすいモデルといえるでしょう。
その他トリンブルやライカについては相場の変動が激しいため、売るときにはまずお店へ前見積もりをとることをオススメします。