Leicaの測量機器の歴史について
ライカといえば一般的にはカメラのメーカーとしての印象が強いと思いますが、測量機器の分野でも非常に古い歴史を持ちます。
主に測量や地理に関連する測定機器や技術開発を行っています。
非常に古い歴史を持つLeicaの測量機器
Leicaの測量技術の起源は非常に古く、ルーツはハインリッヒ・ワイルドらが立ち上げた測量機器、顕微鏡などの製造メーカー、Wild(Herrbrugg)という会社から始まっています。
wildは見習いの調査員としてキャリアをスタートして1900年代に入ると軍事用の距離計を発明。
その量産に光学機器の最大手、Zeissの協力を求め、イェーナ市で移り住み測量機器のZeissの関連会社のGEOになりました。
世界大戦が終わりスイスに戻ったWildは協力者と共に1921年に光学関係の会社を立ち上げます。それがWild Heerbruggでした。
その後わけあってその会社からwildは去ってしまいますが、彼の名を残した製品は製造が続けたとされています。
その後、新たにKernの為に開発に携わり、最終的には1989年にはWild Leitz AGに社名を変更してライカホールディングの一部となりました。
その後、Leica Cameraから独立して測量機器の分野はGeosystems、光学顕微鏡や顕微鏡にまつわる標本などを製造するMicosystemsの二社が誕生し、専門分野に特化した活動を行っています。
現在の測量機器としてのLeica
現在でも革新的な新製品の開発を行うライカは日本でも多くのユーザーから支持されています。
優れたアプリケーションや使いやすさを考慮した製品作り。
そして常に進化する測量のテクノロジーは凄まじいもので、最近では世界で初めてのレーザースキャナーを搭載したマルチステーションという独自モデルを発売。
ライカのハイテクノロジーの結晶で、ソフトトウェアを介して、あらゆるデータを3Dモデルに処理してくれます。
またユーザビリティにも考慮がされており、アプリや各部機能も感覚で出来る使い勝手が公表。
また、なんらかのトラブルが起きた際でもすぐに専門のアフターサポートを受けることが出来るのもライカの測量機器ならでは。
問題を解決に向けてすぐさま対応してくれます。
買取について
当店では現行のものから廃盤になったものまで幅広くライカのトータルステーションを買い取り中です。
もちろん、レーザースキャナーや距離計、レベルといった関連するライカ製品も買取させて頂きます。