トータルステーションの種類、買取のアイテムについて
現代の測量業界でこれがなければ始まらないといえるほどに重要な役割を果たすトータルステーションという機材。
かつてはセオドライト、レベル、光波距離計をそれぞれ別々に使用して測量が行われてきましたが義ずつの発展によりそれらを一つの形にして誕生したのがトータルステーションです。
この機材自体も現在に至るまで目まぐるしい進化を遂げ、現在では一口にトータルステーションといっても様々なタイプが存在するようになりました。
トータルステーションの種類
一般型
ターゲットを測定したい場所におき、トータルステーションでそれを
もっともスタンダードなトータルステーションで、汎用性が高いことから様々な業種に使用されています。
ノンプリズム型
従来型の場合はプリズムを使うことが前提でしたが、このノンプリズムのタイプはその名の通り必要がない構造になっているものです。
従来どおり、プリズムを用意しての測量も可能です。
ノンプリズム型で計れる距離はモデルによって様々です。
ターゲットの設置が困難な状況や作業効率が要求されている時にノンプリズムトータルステーションは頼もしい存在となります。
データコレクタ搭載型
前回の買取お知らせページで登場したデータコレクタですが、この機能をトータルステーションに内蔵したものも存在します。
様々な計測と計算がすぐに行えます。
ロボティック(自動追尾)型
従来型ではユーザーがターゲットに合わせて測量作業を行っていましたが
自動追尾型の場合はトータルステーション側がターゲットを認識して自動で追ってくれるとても便利な機能です。
扱う人の技術によっての誤差が発生する心配もなくなり、なにより従来ではターゲットを持つ人とトータルステーションを操る人とで
2人の作業が基本となっていましたが、自動追尾型を使えば一人でも測量作業が行えるため人件費や作業効率が劇的に良くなります。
トータルステーションの買取について
当店では上記に出てきた全てのタイプのお品物を買取中です。
買取需要は優劣つけがたいものがありますが、やはり主流になりつつある自動追尾型のものは買取価格が高い傾向にあります。(そもそもの値段が高いということもありますが…)
ですが、一般型をはじめ当店ではデータコレクタ、プリズムなど各種測量機器のアイテム全てを買取実施中です。
ただし生産から15年以上経ってしまっているお品物や、転落や破損などによる動作不良品については買取価格が付かないケースがございます。